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独立希望者必見!個人店オーナーからの熱いメッセージ

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PLATE TOKYO

オーナーソムリエール 猪飼 綾乃

おいしくて心地いい、みんなの居場所をつくりたかったんです。

いつも笑顔でお店に立って 人の輪をつなげていきたい

猪飼 綾乃(Ayano Ikai)

1978年、大阪生まれ。「カフェ・クレープリー・ル・ブルターニュ」で経験を積む。オーストラリアVictoria州のワイナリーや、フランス・シャンパーニュ地方の「Maison de Champagne」でも仕事をした。ソムリエ資格2007年取得。大手外食企業を経て2009年「レ・ランデヴー・ド・トキオ」オープン。2014年3月「プレート・トキオ」へ移転統合した。

2014年6月掲載

大陸や地球をイメージした店名への想い

 明るい日射しが降りそそぐ、ガラス張りのファサード。六本木通りから入ったすぐの場所なのに、この一角だけ、静けさと陽だまりが集まっているかのよう。店に入ろうかどうしようかと迷っているふたり連れのお客さまに対して、さっとガラス戸を引き、「お茶だけでもどうぞ」とやさしく声をかけるのは、オーナーソムリエールの猪飼さんだ。

 今回お会いするのは2度目。猪飼さんと呼ぶより、ファーストネームで「綾乃さん」とついつい声をかけたくなるのは、その親しみ深いキャラクターからだろうか。

 オーストラリア・ヴィクトリア州や、フランス・シャンパーニュ地方のワイナリーでも仕事をし、2007年にソムリエの資格を取得。アーティスティックな料理本を何十冊もだしているパトリス・ジュリアン氏のもとで働いていたときに、鶴岡喬之シェフと出会い、レストランづくりの考え方に意気投合。2009年、西麻布で独立を果たした。

 店名の「plate」とは、本来ならお皿を意味するが、そこからさらにイメージを広げて大陸、あるいは地球をシンボリックに店名を考えた。 「何料理と決めつけてしまわずに、フレンチをベースにした大陸的なおいしさを、鶴岡シェフとともに追求しています。各テーブルはアイランド(=島)というイメージなんですよ。私が旅したオーストラリアやオレゴン、シャンパーニュのワインを旅の想い出とともにおすすめして、西麻布にいながらワインの旅を愉しんでいただけたら素敵かなぁ、と思っています。カジュアルだけど、きちんとおいしい料理を愉しめる。カジュアルファインダイニングをめざしているんです」

 国境という線引きをしないで、大らかな輪郭で、料理やレストラン空間をイメージすることと、ワインだけ、お茶だけでもどうぞとお客さまをお迎えするスタイルは、綾乃さんの同じ気持ちの表れではないだろうか。

アーティストたちが集い、

夢を語り合う空間として

 愛犬との散歩の途中にも立ち寄れるテラス席のある1階。そこはカウンター席、広いテーブル席など、クロスを敷かないテーブルに黒川雅之氏作の白いお皿と、ポルトガルから輸入したシンプルなデザインのフォークやナイフが似合う、カジュアルな空間となっている。

 壁面はギャラリースペースとして開放され、数ヶ月ごとに新進気鋭のアーティストたちの絵画や写真などが展示される。DJブースも設置され、音楽イベントやパーティでの演出に活かされる。鶴岡シェフの料理ブックやお店のオリジナルCDも制作・販売している。

 地階へと階段を降りると、がらりと違う表情が表れる。白い壁面とワインセラーに囲まれた、貸し切りパーティにぴったりの部屋だ。

 1階、2階とも連日、感性ゆたかなアーティストたちが集まり、ワイングラスを傾け、旬の料理を前にして、おしゃべりに華を咲かせる。画家、写真家、音楽家、建築家など、その顔ぶれは多彩だ。 「出会いこそすべてだと思っています。ケータリングの仕事も、お客さまのリクエストがあって誕生したサービスなんです。人との出会いによって、レストランに新しい表情が生まれるんですね」

 綾乃さんも、さまざまなアーティストと交流を重ねている。お店のロゴデザインは、アートディレクターの川上シュン氏。お皿は建築家・プロダクトデザイナーの黒川雅之氏の作品だ。 「かつてのパリのサンジェルマン・デ・プレみたいに、芸術家や知識人たちが自然と集まり、夢や哲学を語り明かすような空間になれたら、と思っています。私は小学生のころから、引っ越しが多くて、新しい環境に慣れることに苦労したんですね。いつも自分の本当の居場所がほしい、と思っていました。私だけじゃなくて、誰でも居場所を求めているのだと思うんですね。レストランという場所が、そうした気持ちに寄り添える存在になれたら素敵ですよね」

高倉氏が考える経営三箇条

猪飼氏が考える経営三箇条

01 笑顔を街へ、世界へ。

02 出会いこそすべて。

03 実行力と結果。

レストランづくりは街づくりのようなもの

 西麻布の街も人も、大好き。地域のレストランオーナーとのおつきあいも大事にしている。 「西麻布って、やはりおもしろい街だなって感じています。都内のあちこちからわざわざお越しになるお客さまが多くて、今夜はどんな方がご来店されるんだろうって、私たちも毎日ワクワクしながら仕事をしているんです」

 ランチタイムはカフェのようなカジュアル感で、ディナータイムにはワインとコース料理を愉しむレストランとして、西麻布の一角を輝かせている「plate(tokyo)」。綾乃さんは、レストランづくりは街づくりであると言う。 「その街にレストランができて、灯りが点るわけですよね。で、そこに人が集まってきて毎晩輝きはじめると、街そのものも明るくなると思うんですね。おいしいとき、居心地のよさに酔いしれているとき、人って必ず笑顔になります。そうすると、街全体が輝きだすでしょう? 私たちのレストランもそんな光を放っていきたいなって思うんです」

 レストラン経営者になって、すでに5年の歳月が経とうとしている。この期間、楽しいことも悩むこともあったと振り返る。 「自分の力量以上のことをしてきて、喜びも大きくなったけど、大変なことも増えて、めげちゃう日もありました。でも、昔からあこがれていた、自分のレストランをもつという夢を実現しているわけだし、すばらしい人たちとの出会いもあるし、私ひとりで落ち込んでいる場合じゃないといつも思うんですよね」

 そう言いながら、ベレー帽を被りなおす綾乃さん。草花に囲まれるテーブルにワインを運んできた。ワインボトルとグラスを用意する身のこなしがとてもしなやかで美しい。 「このベレー帽を被るのは、私にとって儀式みたいなもの。これを被った瞬間、さぁ今日もやるぞ!って気持ちが切り替わるんですよ」

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plate(tokyo)

住 所:東京都港区西麻布1-11-6 ホテル&レジデンス六本木1F

    【移転先】東京都港区西麻布2-10-1 アジアビル1F

電 話:080-4689-9059

時 間:月~土12:00~翌1:00

定休日:日曜日

交 通:地下鉄各線六本木駅徒歩8分

H P:http://arigatoinc.com

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文:高木正人 写真:ボクダ茂

2014年06月05日 掲載

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